今なぜ「デジタル化」なのか
変化が激しく不確実性の高い環境の中で、持続的な成長を実現していくために「デジタル化」は極めて有効な手段です。
インターネットの普及やグローバル化という時代のうねりは、わたしたちの生活に大きな変革をもたらしています。
社会環境やビジネス環境はもちろん、コミュニケーションやライフスタイル、さらには人々の価値観に至るまで多大な影響を及ぼし、消費者ニーズの多様化や個性化が急速に進んでいます。
そして、製品やサービスを提供する企業も、お客様一人ひとりに合わせたキメ細やかなコミュニケーション活動や、ユニークかつ魅力的なモノや体験をフレキシブルに提供していくことが、これまで以上に強く求められています。
「カスタマイズ」や「パーソナライズ」と呼ばれる、特定の顧客に特化したものづくりや、特別な購買体験を演出するサービスが急増しているのもその一例です。
このように企業は、これまでの短納期やコスト削減への対応だけでなく、新たに「多品種少量生産への対応」や「魅力的な体験の提供」、「人の目を惹くデザインの提案」などの課題と向き合わなければならない時代を迎えています。
こうした変化に力強く、柔軟に対応していくために最適な手段、それが「デジタル化」なのです。
「デジタル化」のメリット
デジタルには「時間」「距離」「空間」「スキル」の4つの制約を解き放つ力があります。また、人々が「より創造的になっていく」ことが大きな特長です。
デジタル化がもたらすさまざまなメリットは、働く人が「創造性」を最大限に発揮できる環境を生み出し、ユニークで魅力的な成果物や新たなビジネスチャンスを創出します。
そして、クリエイティブで質の高い仕事を繰り返すことは「喜び」や「達成感」をもたらし、「もっと成長したい」「もっといい仕事がしたい」という高いモチベーションやチャレンジ精神を育みます。
一人ひとりがイキイキと創造性を発揮することで、数々のメリットが好影響を与え合い、さらにそれぞれのメリットが加速する、という正のスパイラルが実現します。これこそが、デジタル化の最大のメリットです。
創造性
デジタル化
業務を大幅に効率化できる
時 間
- – 年々厳しくなる短納期化への対応
- – 急な変更の際にも柔軟に対応
- – 無駄のないプロセスで大幅なコスト削減
- – 業務の質の向上に時間を有効活用
- – 何度も試行錯誤することが可能
- – 優れたワークライフバランスを実現
いつでも、どこでも、仕事ができる
距 離
- – 突発的な出来事にも離れた場所で迅速に対応
- – 国境を越えたビジネスが容易に
- – 環境が整備された場所以外でも同じ品質を実現
コンパクトでシンプルな運用ができる
空 間
- – 限られたスペースで設置、運用が可能
- – 機材や道具のための場所やコスト、手間を軽減
- – 汚れや危険が少ない快適な職場環境を実現
- – 次世代の人材を確保しやすい魅力的な職場
誰でも高度な作業ができる
スキル
- – 特別な専門知識や技能、経験がなくても即戦力
- – 常に安定した品質を実現
- – 職人の高齢化によるスキル継承問題の解決
「デジタル化」成功の秘訣
デジタル化と聞くと、AIやロボットを活用した設備投資のようなイメージを思い描く方もいらっしゃると思います。
しかし、デジタル化は決して大掛かりで難しいものばかりではありません。
デザイン部門にオンデマンドプリンターを導入することや、
設計開発部門に3次元CADを取り入れることもデジタル化の一例であり、生産部門で手書きのマニュアルをデータ化することも立派なデジタル化のひとつと言えます。
つまり、デジタル化には決まったカタチはなく、お仕事の内容や規模、状況に合わせた、あなたにとって最適なデジタル化が存在するということです。
それは同時に、デジタル化を成功へと導くためには「何のためにデジタル化するのか」という目的を明確にすることが、
とても重要であるということを意味しています。
そうした点において「何かを解決したい」と感じて、このサイトをご覧になっている方々には、すでに成功への道が開かれていると言ってもいいでしょう。
あとは、唯ひとつ。チャレンジあるのみ。
だから、わたしたちと一緒に、勇気ある第一歩を。