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ソリューション事例:皮革

フラットベッド式UVインクジェットによる本革プリント

本革は、牛や馬、羊などの動物の皮をなめすことにより作られる天然素材です。吸湿性、耐熱性、耐久性に優れ、古くから人々の生活のさまざまなシーンで活躍してきました。合皮に比べ、天然であるため品質的なムラがありますが、それ故一点一点個性豊かな表情があり、経年変化も楽しめる素材として高級感のある小物の製作に活用されることも多いです。

今回、そんな本革にUVインクジェットプリンターでプリントすることで、革素材に更なる価値を付加するソリューションをご紹介します。これは、革製品を加工販売するメーカーにとって、製品のデザインバリエーションを増やす上で、またオンラインでパーソナライズグッズ販売を展開する上で、有効なツールとなり得るでしょう。

UVプリントし、加工されたブックカバー

素材:本革「マリオン」、日本製、クロームなめし *1
製作協力:浜松クラフト

ソリューション構成

UVインクジェットプリンター COシリーズ、またはLEF2シリーズ、ECO-UV EUVインク

バキュームテーブル VT-200(LEF2-200を使用する場合)

製作プロセス

  • STEP1

    デザインデータ制作

    デザインを革製品の寸法通りにレイアウトする。

    製作プロセス_1
  • STEP2

    革素材をプリンターに設置

    印刷する革素材をプリンターのテーブルに設置する。
    吸着ファンをオンにし、吸着量を調節する。エッジ部に反りがある場合、テープで固定する。

    製作プロセス_2
  • STEP3

    VersaWorks 6 事前設定

    デザインデータを読み込み、レイアウトや印刷設定を行う。

    製作プロセス_3
  • STEP4

    印刷

    UVインクジェットプリンターで革素材に印刷。

    製作プロセス_4
  • STEP5

    加工

    革製品の成果物に応じ、必要な加工を行う。

    製作プロセス_5

*1 最終製品の用途に応じて、インクの密着性、耐擦過性、耐屈曲性などが十分かどうか、事前に評価することを推奨します。

ソリューション事例: 皮革

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ユーザー事例:皮革

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スペシャリストコラム :皮革

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