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ユーザー事例:皮革

ユニークな革グッズプロデューサーのUVインクジェット活用術

ビジネスの概要

1995年に多様なものづくり企業が集まる岡山県で創業したシーガル社は、主力商品であるオリジナルのスマートフォンケース、革製の小物類やバッグなどの企画から販売までを一貫して自社で手掛けている、オリジナルグッズ開発企業。話題性を意識した世の中の一歩先を行く商品開発を強みとし、見た人が気になってつい声をかけたくなるようなユニークで多彩な商品群を展開。

デジタルソリューションの用途

2010年よりUVインクジェットプリンターを使い始めるが、その後しばらくして、革素材への印刷が可能なVersaUV LEFシリーズを新たに導入。現在では、新型のLEF2シリーズを含め、実に9台が稼働し、やわらかい革素材を使った小物やバッグ、スマートフォンケースにオリジナルデザインの加飾を行う。小物やバッグでは、ナチュラルカラーの革素材に手染め風のデザインを施し、革本来の傷やシワも緻密に再現し、表情豊かな質感を実現している。また、スマートフォンケースでは手帳型の革製ケースにオリジナルイラストやパターン柄を印刷することが多い。

デジタルソリューション導入前後の比較

Before

  • ・先に導入したUVプリンターでは、革素材への印刷ができなかった。

After

  • ・革素材をはじめ、素材対応力が増え、商品開発のバリエーションが広がった。
  • ・革製の小物やスマートフォンケースにもパーソナライズニーズが高まっていることを受け、お客様が自分の好みで素材やデザインをカスタマイズするサービスも開始。
導入の決め手
  • ・柔らかい革素材の印字部を曲げた際にも、インクが柔軟で、密着した状態が保たれる。
  • ・画質が良く、お客様が満足するクオリティで確実に表現できる。
  • ・LEF2シリーズは、メンテナンスに割く時間を低減できる「ヘッドリフレッシュ機能」が搭載されており、稼働率が向上する。
LEF2シリーズ
今後の展望

新たにクリアインクを活用した、革への本格的なエンボス手法を開発するなど、他社にはないユニークな商品開発を行い、革製の小物類のデザインバリエーションを拡充していく予定。

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ソリューション事例: 皮革

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スペシャリストコラム :皮革

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