ビジネスの概要
2009年、創業者であるMikael Taipalus氏のデンマークの自宅からスタートしたShark Gaming社。同社は、約50種類のコンポーネントを組み合わせて、ゲーマー一人ひとりに最適な仕様にセットアップされたゲーミングPCを販売している。現在は40名以上の従業員を抱え、北欧地域でビジネスを展開。最高の技術と確かなサポートに裏打ちされた、ユニークで革新的な製品やサービスを通して「究極のゲーム体験」を提供している。
- デジタルソリューションの用途
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幅広い材料や立体物にダイレクトに印刷できるフラットベッドタイプのUVインクジェットプリンターVersaUV LEF-300を使い、顧客の要望に応じて、ゲーミングPCのケースやマウス、キーボードなどのアクセサリー類へのカスタマイズ印刷を行っている。
- デジタルソリューション導入前後の比較
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Before
- ・ゲーミングPCのケースには、同社のシンボルであるサメのロゴデザインが施されているが、その印刷は外部の専門会社に委託していた。しかし、外注費用が高く、納期もかかる上、コミュニケーションエラーなどのリスクもあった。
After
- ・外注していた会社と同じプリンターを導入し印刷業務を内製化することで、ロゴデザインの印刷をスピーディに効率よく行えるようになった。
- ・さらに、ゲーマーに同社の注文サイトへオリジナルデザインをアップロードしてもらい、PCのケースやマウス、キーボード、ゲームチェアなど、さまざまなアイテムに印刷するという、新たなパーソナライズサービス「Design Your Shark」を開始。特に、eスポーツチームや、「自分だけ」のためにデザインされたユニークな商品を求めるミレニアル世代の個人プレーヤーから好評を博している。
- 導入の決め手
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- ・外注先が使っていたUVプリンターの印刷クオリティに魅力を感じていた。
- ・幅広い材料と形状のアイテムへオンデマンドにダイレクト印刷ができる。
- ・ゲーマーのユニークなこだわりをカタチにできる可能性を感じた。